SBPとは
about social business project
Social Business Project(ソーシャルビジネスプロジェクト)の略で、地域の課題をビジネスの手法を用いて解決していこうという取り組みです。
具体的には高校生が地域資源(ひと、モノ、自然、歴史、名所旧跡、産業等)と交流し、見直し、活用して“まちづくり“や”ビジネス”を提案していく、そしてその取組を地域で応援し支えていこうというものです。
地元では松阪のことを「まっさか」とか「まっつぁか」と呼びます。その「まっつぁか」で地域を元気にする未来の大人を育成するため、『現代の松阪商人になる!』という目標を掲げて活動しているのが三重県立松阪商業高等学校SBPです。現在の三井物産、三越伊勢丹などの三井グループは、松阪が発祥の地で、松阪商人は全国各地で活躍されています。 ビジネスの第一線で活躍されている「プロ」の方々にご協力いただきながら、松阪商業SBP が全国の商業高校のモデルとなれるように頑張りたいです。
さらに、全国SBPのネットワークを活用した高校生による地域商社の立ち上げを目指しています。
協力企業等)文部科学省・皇學館大学・松阪市・松阪商工会議所・百五銀行・三井物産・国分・辻製油など
一般社団法人 未来の大人応援プロジェクト 代表理事
百五銀行地域創生部顧問 まちの宝創造アドバイザー
皇學館大学現代日本社会学部教授
岸川政之(MASAYUKI KISHIKAWA)
~未来の大人が、日本を変える~
高校生の伸びしろは、そのまま日本の伸びしろだ!
私と三重県立松阪商業高等学校との出会いは、同校で2016年7月に始まった有志の先生方が参加するSBPセミナーであった。その後セミナーの回数を重ね、2017年1月にSBP活動を希望する生徒により“松阪商業SBP”が立ち上がった。先生方の生徒に対する熱い思いに感動し、無限大の可能性を持つ若者(未来の大人)たちに輝けるステージを一緒になって提供したいと強く思ったのを今でも覚えている。
SBPとは「地域ビジネス創出事業(ソーシャルビジネスプロジェクト)」の略で、全国の高校生が地域にあるもの(ひと、もの、自然、歴史、文化、産業など)にふれあい、学び、活用してまちづくりやビジネスを提案していく、そしてそれをまわりの大人たちが応援する取組み。現在SBPは、「まち・ひと・しごと創⽣総合戦略2017(改訂版)」(2017年12月22日 閣議決定)の中で、国の促進支援すべきものとも位置付けられ、中央教育審議会でも取り上げられるなど教育関係者からも注目されている。
そのような中で松阪商業SBPは、松阪商人の発祥の地である松阪市を本拠地に活動している。松阪商人は、三井家、国分家をはじめ現在も活躍する多くの企業家を輩出している。その松阪商人たちに学び、地域の大人たちと協働しながら、新しい商業高校としてのビジネスモデルを創出していこうという熱い取り組みが続いている。
私たち大人の大きな役割は、この未来の大人たちにいろいろなステージを提供し続けていくことだと思う。つまり、応援団だ。
そして、この無限の可能性を持つ未来の大人たちが、日本のより良き未来を創生することに大きな期待をしている。
なぜなら、“高校生たちの伸びしろは、そのまま日本の伸びしろ”だからだ。
活動紹介
SBP activities
SBPでは地元商業と連携し、様々な活動を行なっています。
文部科学省訪問と東京(江戸)で活躍する松阪商人を訪ねるフィールドワーク
SBP活動の一環として、松阪を発祥とする企業を訪ね、広報活動を実施するとともに、企業見学を通して、現代版松阪商人の意気込みと商いの心に触れることができました。
【日時】
平成30年2月9日(金)から11日(日)
【場所】
9日(金)
㈱ちくま味噌 番町分室(東京都千代田区三番町14-7 マリタイムビル1F)文部科学省 生涯学習政策局
10日(土)
日本橋界隈のフィールドワーク ガイド付き
11日(日)
東京事務所・三重テラス (東京都中央区日本橋室町2-4-1)
JKギフトの販売(1箱3,000円:税込み)
松阪商業高校生がセレクトした松阪の特産品詰め合わせギフトです。お店の紹介や松阪のタウン誌、松阪商業高校のパンフも入っています。
松商オリジナルミートパイの販売(1個500円:税込み)
地域の活性化につなげたいという思いから、山越畜産様とのコラボ商品を開発しました。松阪豚をふんだんに使ったミートパイです。
※味は4種類(チーズトマト・ジンジャー・カレー・タマネギ)
JKギフト・ミートパイ取扱店
JKギフト、ミートパイとも『豪商のまち松阪観光交流センター』で販売しています。
住所:松阪市殿町1340番地1
電話:0598-53-4406