三重県立松阪商業高等学校6月1日（土）に熊野市山崎運動公園で県総体が行われました。私たちは、山商・亀山と合同チームで出場しました。対戦相手は、神戸高校。春季大会で負けているチームです。抽選会後なかなかチームの状態も上がらず不安な気持ちで大会当日を迎えました。しかし、私たち3年生にとって最後の大会なので、悔いのないようプレーすることを心がけました。
初回に１点、2回に2点を奪い幸先良いスタートでした。しかし、中盤以降得点が奪えず、春季大会と同じような展開でした。３－０で迎えた最終回。1アウト満塁…。絶体絶命の大ピンチ…。春季大会と同じ過ちは犯さないとチームのみんなで団結し、最後の最後まで必死にプレーし、なんとか無失点に抑え勝利することができました。最後のアウトを取ったときは今までに感じたことのない気持ちでした。
2回戦はチームの目標であるベスト４をかけて、いなべ総合と対戦しました。結果は0-6で敗戦しました。目標を達成することはできませんでしたが、1勝することの難しさ、勝利した時の喜び、様々なことを県総体で学ぶことができました。
県総体に出場するにあたって、今まで一緒に戦ってくれたチームメイトに感謝の気持ちでいっぱいです。チームが困ったとき、苦しかった時、合同チームの仲間がいたからこそ乗り越えられました。みんなありがとう。
私は、3年間一度も単独チームで試合に出たことがありません。ですが、合同チームだからこそ経験できたことがあります。仲間の大切さ、チームをひとつにまとめることの大変さ、など合同チームを通してたくさん成長することができました。貴重な体験ができたことに感謝します。
松商ソフトボール部は県総体後、久しぶりに単独チームとして活動します。チームの目標であるベスト４を単独チームとして後輩たちが達成してくれることを願っています。 3年 阪口
